川野康之 17年11月18日放送

171118-04

『津軽』を行く

蟹田の町はずれに観瀾山(かんらんざん)という小山がある。
この山に太宰は友人たちといっしょに登った。
青森湾の向こうに夏泊岬が見え、平館海峡を隔てて下北半島が見えた。
みんなで花見を楽しみ、文学の話をした。

現在、この山には文学碑が建てられている。

「かれは人をよろこばせるのが何よりも好きであった」

と書かれている。

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