野村隆文 19年9月15日放送


pasa47
未知なるメキシコ 三大地酒のあと2つ

メキシコのお酒といえば、テキーラ?
実はメキシコには、テキーラも合わせて三大地酒と呼ばれるお酒がある。

テキーラと同じリュウゼツランを原料に使う蒸留酒、メスカル。
実はテキーラも、一定の基準をクリアしたメスカルの一種である。

テキーラが工場で大量生産される一方、メスカルはすべて手作業でつくられる。
どんな原料を使うか、どんなふうに茎を蒸して潰していくか。
土壌や職人次第で、味にバラエティが出てくるところが、
クラフトなお酒に目がないアメリカの若者に大受け。
その人気は、ハリウッドスターが自分のメスカルブランドを立ち上げるほど。

さらに、テキーラやメスカルが生まれるもっと前、
古代文明の頃からメキシコで愛され続けているのが、プルケ。
日本のどぶろくに似た白濁した醸造酒で、
神に捧げる特別な飲み物として「神の酒」とも呼ばれる。
発酵速度がとても速いため、なんとメキシコ国内でしか楽しめないという。

今すぐ灼熱の太陽の下で、「サルー!」と乾杯してみたい。

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