森由里佳 19年10月13日放送



深海  しんかいの技術

日本が誇る有人潜水調査船、
しんかい6500。

その名の通り、
水深6500mまで潜ることができる。

しかし、レアメタルなどの海底資源をめぐり
各国がこぞって開発を続けているため、
7年前には中国が7020mという記録を出したり、
日本でも既にしんかい12000の開発が進んでいたりと、
潜水競争は激化の一途をたどっている。

しかし驚くべきは、
しんかい6500が開発されたのが、1989年だということだ。
30年前の技術が、今もなお世界を相手に
次々と成果をあげているということになる。
日本の底知れぬ技術力が、
海の底を明らかにする日も近いかもしれない。

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