長谷川智子 19年10月19日放送


takeokahp
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」
二十四節気を五日に分ける七十二侯で、
今日は、秋の虫が戸口で鳴くころ。

古くは、コオロギをキリギリスと呼んだので、
戸口に訪れるのもコオロギ、であろう。

鳴くのは雄。
一匹のときは、「コロコロ」と声を響かせて仲間を呼ぶ。
「チチチ」と短いのは、雄を威嚇する声。
そして、雌への求愛は、低くささやくように。

虫たちの、短い恋の季節である。

タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login