村山覚 19年10月26日放送


Yasuoyamada
球場の話  川崎球場の流しそうめん

本来、プロ野球を観戦するためのスタンドで
流しそうめんや麻雀に興じる観客がいた。
今では考えられない話だが、
昭和のプロ野球のワンシーンとして今も語り継がれている。

京浜工業地帯の川崎市。
戦前から社会人野球が盛んだったこの街で、
多くの企業による共同出資でできたのが「川崎球場」だ。
戦後すぐにできた球場は老朽化が進み、
閑古鳥が鳴いている時期もあったが、
数々の記録が生まれ、優勝争いの舞台にもなった。

現在は改修され、主にアメフトの試合が行われている。
照明塔と外野フェンスが、野球場の面影として残っている。

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