Vision

茂木彩海 16年12月25日放送

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ことばの贈りもの 女心をつかむコツ

ショーン・ペンが、かつての人気ロックスターを演じた異色の
ロードムービー、「きっとここが帰る場所」。

ファッションの趣味も好きな歌手もまったく異なるロック少女に
恋をしたが故、相手にしてもらえず落ち込む少年に、
ショーン・ペン演じる主人公、シャイアンは
ゆっくり、優しく、こんなことばを贈る。

 女心をつかむコツは時間をかけること。
 彼女のそばにいて、一緒に時を過ごせ。
 大事なのは、安心してもらうことだ。


具体的な行動を起こすのではなく、
ただそばにいるというアドバイスは、
少年にとって、ちょっと意外でありながら
かけがえのない助言となったに違いない。

今日は、クリスマス。
大切な人のそばにいること。それこそが、
聖なる夜にふさわしい、いちばんの贈りものなのかもしれない。


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小野麻利江 16年12月25日放送

161225-04 Dan Lacey
ことばの贈りもの マザー・テレサ

もしも今日、あなたの周りに
不機嫌そうな顔をした人が
いるとしたら。

マザー・テレサのこんな言葉を
贈ってみてはどうでしょう。

 平和は 微笑みから始まる。

もしもそれでも、
不機嫌そうな顔が直らなかったら。

微笑みから始まる平和を、
あなたからその人に
贈ってみてください。


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薄景子 16年12月25日放送

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ことばの贈りもの ボブ・ホープ

20世紀のアメリカを代表するコメディアン、ボブ・ホープ。
演劇やラジオ、映画、テレビをはじめ、
半世紀以上、軍隊の慰安興行に出演するなど、
永く広く活躍した。

生涯で2000以上の賞を受賞し、
ギネスブックでも「最も数多く受賞した喜劇俳優」と
認定されている。

その毒舌とユーモアで人々を笑わせ、
時に苦しみをも希望に変え続けたホープ。
そんな彼がのこしたクリスマスの名言がある。

 私の考えるクリスマスとは、とてもシンプルなものだ。
 他の人を愛すること。考えてみると、
 それをするのにクリスマスまで待つことはないね。


きょうクリスマスは
いちばん大切な人を笑顔にする日。
そして、それを日常にしていくことこそが
究極の愛のプレゼント。


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小野麻利江 16年12月25日放送

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ことばの贈りもの 横浜市営バスの運転手さん

昨年、横浜市を走るバスの車内で
赤ちゃんが突如ぐずりはじめた。

母親が懸命にあやしながら、
周りに頭を下げつづけていると、
こんな車内アナウンスが流れてきた。

 お母さん大丈夫ですよ、
 赤ちゃんですから気になさらないでください。
 きっと眠いか、お腹すいているか、
 おむつが気持ち悪いか、
 暑いかといったところでしょうか。


運転手のその声かけで、
車内の空気は一瞬にしてなごんだという。

一人の母親を孤立させないための、
ことばの贈りもの。
ニュースにも取り上げられ、
たくさんの人の心を温めた。


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石橋涼子 16年12月25日放送

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ことばの贈りもの ヘンリー・ファン・ダイク

今日はクリスマス。
ここ日本でも、家族へ、恋人へ、友人へ、
様々な贈り物が行き交う日。

今もまだ、大切な人へのプレゼントで悩んでいる人には
アメリカの聖職者であり教育者でもあった
ヘンリー・ファン・ダイクの言葉を。

 最高のクリスマスプレゼントは
 一番お金をかけたものではなく、
 一番多くの愛がこもっているもの。


もしも、プレゼント選びでへとへとになってしまったら、
それも贈りものの一部だと考えてみませんか。
メリークリスマス。


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石橋涼子 16年12月25日放送

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ことばの贈りもの ギャリソン・キーラー

ことしは三連休だったクリスマス。
もちろん、まだクリスマス気分がやってこない
という人もいるでしょう。

アメリカの作家であり
ラジオ番組の人気司会者でもある
ギャリソン・キーラーはクリスマスについて
こう語っている。

 クリスマスの素晴らしいところは、
 強制なことです。
 雷のように、みんな一緒に乗り切ります。


まだ今日という日は十分残っている。
嵐のような勢いでクリスマスがくるかもしれません。
おたのしみに。


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三島邦彦 16年12月24日放送

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今夜はクリスマスイブ 桐島洋子

今夜はクリスマスイブ。
世界中でクリスマスパーティが開かれる。
パーティは苦手だけれど、
行かなくてはいけないという人へ。
昭和の文筆家で、
ウーマンリブの第一人者、
桐島洋子は、こう励ます。

 よい人付き合いに勝るごちそうが
 この世にあろうかと思う。
 もっと欲張って、人生を、人間を、出会いをむさぼろう。



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三島邦彦 16年12月24日放送

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今夜はクリスマスイブ ロバート・メイ

1938年、アメリカ、シカゴ。
通信販売会社の広告宣伝部で
コピーライターの仕事をしていた
ロバート・メイは、娘のバーバラからこう言われた。

どうしてうちのママは、みんなと違うの?

当時、ロバートの妻は重い病気にかかっており、
その治療費でロバート一家は貧しい生活を強いられていた。

「みんなと違う。」そのことに悩む娘のために
ロバートは一つの物語を書いた。

 真っ赤なお鼻のトナカイさんは

このフレーズから始まる物語は、
ロバートの従兄弟の手によって歌になり、
やがて世界に広まった。

赤鼻のトナカイは、
今も世界中で
みんなとの違いに悩む人を
笑顔に変えてくれている。


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三國菜恵 16年12月24日放送

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今夜はクリスマスイブ 岩田徹(いわたとおる)

北海道砂川市にある本屋「いわた書店」。
へんぴな場所にありながら、
いま日本でいちばん忙しい本屋と言われている。

店主の岩田徹さんのもとには、
毎月3000通ものメールが届く。
そのメールは「カルテ」と言われ、
どんな本を求めているか
どんな人生を送ってきたかを
事細かに記入する必要がある。

カルテをもとに、
岩田さんが1万円分の本を選ぶ。

そして、遠く離れたひとりひとりの元へ
処方箋のような本が届く。

岩田さんは毎日、サンタクロースのように忙しい。


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三國菜恵 16年12月24日放送

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今夜はクリスマスイブ こぐま社

『しろくまちゃんのほっとけーき』などで知られる
絵本の出版社、こぐま社。

子どもたちに、クリスマスの起源を
教えるためにつくられた
『クリスマスおめでとう』という絵本がある。

イエスキリストがうまれたその日、
羊たちも、天使たちも、空の星までもみんな、いそいそと現場に向かう。
こんな言葉を口にしながら。

 みんなが まっていた うれしいことって なんだろう

街に溢れるあたたかい祝福感が、
絵本をめくると伝わってくる。


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