2011 年 のアーカイブ

古居利康さんのリレーコラム

東京コピーライターズクラブ、今週のリレーコラムは
Visionメンバーの古居利康さんです。
こちらからどうぞ。
http://www.tcc.gr.jp/index_column.html


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出発の日のこと 20110617

わたしは浅草線の沿線に住んでいるのですが
ありがたいことに京成線直通の「スカイアクセス」というものがあって
それで成田空港へ。

朝5時ぐらいに出たのでとてもねむく、
「なりたゆかわ」という駅を「なりたゆたか」と空目。
(ついに愛社心がめばえたのか)
成田周辺の田んぼは朝もやでとてもきれいだったです。

そんなこんなで空港へ。
カンヌへは直行便がないので、
フランクフルトを経由。(ルフトハンザドイツ航空でした)
みんな昼からドイツビール飲んでていいなあ。
でもコンペがあるのでがまんしました。

本屋さんにもちょろっと寄ったら
日本のマンガが翻訳されていっぱい売られてました。

そしてニースへ。
これがニースか!まぶしい!南仏!という日差し。
これが「晴れ」なら日本はいつもちょっと
曇天気味なんじゃないかと思った。

カンヌについたのは現地時間の18時ごろ。
まだすっごく明るい。
22時ぐらいにならないと暗くならないと聞いて驚愕。

機内食を2回も食べたのに
なぜか二人しておなかがすいたので、

(二人というのはわたしと、
(コンペの相方であるユーちゃんのことです。

ホテルの近くのチャイニーズレストランでごはん。
わたしたちがジャパニーズであることを見越してか
店員さんの対応がやたらによい。
一日の最後にやさしい人に会えたので
明日に向けて気持ちよく寝ることができました。

翌日にはもうコンペ。
もう一日ぐらいゆっくり寝たかったのだけれど
容赦がない。「たたかいはもうはじまっている」感。

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「五島のはなし」には図鑑が必要


ちょっと割り込んですみません。

中村直史くんの「五島のはなし」には
ときどきたいへんうまそうなものがでてきます。
それらは地元で採取して地元民がことごとく食っちまって
こちらの市場に出まわることはほぼないと考えられます。
しかも名前も地元の名前がついており
たぶん他の地域でも採れるだろうけれど名前が違うんだろうな〜と
思われるものばかりです。

そこで図鑑をさがしてみました。
できれば五島の人がつくっている図鑑がいいと思いました。

まず見つけたのがこれです。
「長崎・五島列島 福江島の博物誌」
魚貝のみならず、動植物から昆虫まで網羅しています。
http://homepage2.nifty.com/fukuejima/index.html
この表紙から「知られざる五島の海」へ進むと魚介類があります。
http://homepage2.nifty.com/fukuejima/framepage.umi.html

あと、生物学的な分類と名前がわかっていれば
こちらの市場魚介類図鑑も役立ちますが
どうもこちらを使いこなすのはむづかしいように思います。
http://www.zukan-bouz.com/index.html

やがてどこかで巡り会えるかもしれないニナやカメノテのために
名前と形くらい覚えておきたいです(玉子)

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そもそもなんでカンヌに行ったのか、の話

カンヌ(広告)祭には、
ヤングカンヌという部門があり
28歳以下のヤングが参加できるコンペというのがあるのです。
http://www.canneslions.com/young_lions/young_lions_competition.cfm

・プレス
・フィルム
・サイバー
・メディア
・ヤングマーケター

と、いろいろ部門がありまして
わたしはプレスの代表として派遣されたということなのです。
いっしょにチームを組んだADの女の子と二人で。

その道中のこととか、コンペのこととか、現地のこととか、
(広告)祭の中身のこととか
書いていけたらなとおもいます(三國菜恵)

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三島邦彦 11年7月17日放送



ヨーロッパの芸術家/ ジョアン・ミロ

20世紀絵画の巨匠、ジョアン・ミロ。
バルセロナに生まれ、パリで花開いた彼は、
狭い世界に閉じこもるのを嫌い、
作家のヘミングウェイなどと交友を深めた。
シュルレアリスト達を魅了したその奔放な作風は、
こんな言葉からもうかがえる。

リアリティは出発点であって、到達点ではない。

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三國菜恵 11年7月17日放送



ヨーロッパの芸術家/フジ子・ヘミング

日本とヨーロッパを股にかけるピアニスト、フジ子・ヘミング。
彼女は、実は絵を描くのも得意。
しかも、その楽しみ方がとてもユニークなのだ。

フジ子は、いちど描いた絵をふたたび取り出し、手を加える。
チョウチョや花を描き足したり、
女の人のスカートを、ちがう色に塗りかえたり。

だから彼女をおとずれた人は、時折ふしぎな顔をする。
いちど見たことのある絵なのに、どこか前とちがうから。

彼女は、いたずらげにこう語ってみせる。

ピアノも絵も今に満足しないで、
もっと上をめざすのが、フジコ流よ。

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中村直史 11年7月17日放送



ヨーロッパの芸術家/カルロ・マリア・ジュリーニ

1984年、イタリア人指揮者
カルロ・マリア・ジュリーニは
ロサンゼルス交響楽団の音楽監督を辞任した。

理由は、妻の病気。
つねに近くにいてあげられるよう、
フリーの指揮者となり
引きうける演奏先をヨーロッパに限った。

そういう音楽家だった。

精神性や愛情が、音楽にとっていかに大切か。
日頃の態度からにじみでるような。

ていねいで、つつしみ深く、
オーケストラと指揮者の関係にも敏感だった。

 オーケストラの「指揮」だなんて恐ろしい言葉です。
 大切なのは、「いっしょに音楽をする」ということなのです。

メディア受けする華やかさやカリスマ性だけが
芸術をつくるわけではない。
ジュリーニの精神性に感銘を受けた多くの指揮者たちが
今日も世界中のホールで音楽を響かせている。


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三國菜恵 11年7月17日放送



ヨーロッパの芸術家/ランドフスカ

音楽のなかで
つい、もう一回、もう一回と聴きたくなる曲に出会ったこと、ありませんか。

ポーランドうまれのチェンバロ奏者、ランドフスカにも
そんな曲があった。彼女の場合は、バッハ。
その魔力について、こう語っている。

このもう一度と願わせる何かは、
われわれに永遠なるものを
ほのかに感知させているのである。

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三島邦彦 11年7月17日放送



ヨーロッパの芸術家/ カズオ・イシグロ

長崎で生まれたひとりの男の子が、
4歳の時、両親に連れられイギリスへと渡った。

男の子の名前は、カズオ・イシグロ。
約30年後、3作目の小説『日の名残り』が、
イギリス最高の文学賞、ブッカー賞を受賞し、
現代イギリス文学を代表する作家のひとりになった。

日本を舞台にした作品と、ヨーロッパを舞台にした作品。
その両方で、ヨーロッパや日本という地域性を超えて人間の奥深くを見つめる、
イシグロ独自の世界を展開する。

彼の作品を彼の作品たらしめるもの。
それを彼は、「声」だと言う。
「声」について、彼はこう語る。

本物の作家になるというのは、
本を出すかどうかなんてことではかならずしもなく、
一定の技巧を身につけるということでもない。
自分の声を見つけた時点で、人は本物の作家になるのです。



ヨーロッパの芸術家/モーツァルト

最も天才という言葉がふさわしい音楽家、モーツァルト。

自分の息子が天才だと気付いた父親は、
ウィーン、パリ、ロンドン、そしてイタリアへ、
息子を連れて何度も演奏旅行に出かけた。
6歳の時にはウィーンで7歳のマリー・アントワネットに出会い、
7歳の時にはフランクフルトでゲーテにその才能を認められる。

ヨーロッパの全てが、彼の才能を祝福し、彼を音楽家として成長させた。

音楽家にとっての旅の重要性について、彼はこう語る。

旅をしない音楽家は不幸です。
才能がある人も、一か所にとどまっているとダメになってしまいます。

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中村直史 11年7月17日放送



ヨーロッパの芸術家/パブロ・カザルス

歴史上最も偉大なチェロ奏者と
称えられるパブロ・カザルス。
彼が大切にしたのは
技術の先にある演奏者の「心」だった。

指揮者としても活躍したカザルス。
そのリハーサルに立ち会った人は、
楽団員に熱っぽく語りかける彼の姿を克明に覚えている。

 もっとあなたの感情を表現しなさい。
 提示しなければならないのは知識ではなく、ここだよ。

そう言って、カザルスは自分の胸に手を当てた。

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