佐藤延夫 14年6月1日放送

140601-07

ある偉大な発見 ゴムの加硫処理

1800年初頭まで、
ゴムは、寒いと崩れ、暑いと溶ける物質だった。

アメリカの発明家、チャールズ・グッドイヤーは
ゴムにさまざまな材料を混ぜて実験を繰り返す。
あるとき、硫黄を練り合わせたゴムをストーブに落としたところ、
ゴムは溶けるどころか硬くなっていった。

偉大な発見の多くは、小さな偶然から生まれる。

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