礒部建多 14年6月15日放送

140615-06
ekitop03
家族の願い

坂本九の遺作となった「心の瞳」。
初めて披露されたのは、自身の告別式。
娘、大島花子の演奏だった。

坂本家の長女として、花子は生まれ育った。
家庭内には、常に音楽が溢れていたし
誕生日になると父が、
娘のためだけに曲を贈ってくれた。

あまりにも突然過ぎた父の死。
やがてその悲しみを乗り越えるため
花子は、母と妹と家族ユニット「ママエセフィーユ」を組む。
今も、父が残した曲たちをステージで披露している。

 父は、家族で合唱や合奏をとてもやりたがっていました。
 だから私たち3人と父とで何かできないか、
 そう思って始めたユニットです。

花子たちの歌を、
坂本九は、どんな想いで聴いているだろう。

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