佐藤理人 15年4月5日放送

150405-05

作家たちの副業⑤ 「フォークナー」

作家ウィリアム・フォークナーの副業は
発電所の管理人だった。

昼起きてから夜勤に向かうまでの数時間を、
若きフォークナーは有効に使った。
そうして生まれたのが出世作「響きと怒り」。

1949年、ノーベル文学賞をもらってからも、
彼の創作意欲はいささかも衰えることはなかった。

 私は魂に動かされたときに書く。
 そして魂は毎日、私を動かす。

書かずにはいられない。その性こそが才能。

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