三島邦彦 17年3月25日放送

170325-02
花ひらく 胡桃沢耕史(くるみざわこうし)

作家の胡桃沢耕史が
直木賞を受けたのは彼が58歳の年。
9歳の時に作家を目指し始め、
既に20年以上文筆で身を立ててきたが、
そのすべては出版社への持ち込み原稿で、
編集者から依頼受けたことは一度もなかったという。

賞さえとればこんなみじめな境遇から抜け出せる。
 五十八歳で、先輩諸氏の中にはかなり不愉快に思われる方のいる、
 必ずしも全面的に祝福されない状態の中でやっと取った。
 それでも運命は一転した。


一晩で、編集者からの扱いががらりと変わる。
遅咲きだからこその深い喜びが
そこにあったに違いない。



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