原央海 18年2月11日放送

180211-03

有吉弘行 給料

有吉弘行。
猿岩石フィーバーだった時代は、
給料も、文字通り「桁違い」だった。

それまで月々5万円だったのが、固定給で月100万円。
さらにはCDやCM、本の印税が重なり、
1番多く貰った時で、月2000万円は貰っていたという。

しかも当時、所属する太田プロは、
ギャラが振り込みではなく、手渡し。
相方と合わせて4000万円の分厚い札束を目前にしたという。

4000万円。どれほどの贅沢ができるのだろう。
しかし彼は意外にも、
こんなことを考えていたそうだ。

 僕は昔からいつでも「自分はこの先どうなるかわからない」
 と思いながら生きてました。
 猿岩石でアイドル並みの人気だったときにも、
 「こんな人気続くわけがない。自分たちの実力ではない。」
 って結構冷静に考えてました。
 だから「いつ人気が落ちて仕事がなくなるかわかんないから金貯めとこう。」
 って貯金していたんです。

「身の丈より一個下の生活をする」ことが大事だと彼は語る。
毒舌なイメージからは想像もつかないほど、慎重な生き方。
ただ、そのお金をもとに、
彼はその後何年にも及ぶ給料ゼロ生活をギリギリ乗り越えていく。

結局、未来の自分を救うのは、
過去の自分自身なのだ。

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