蛭田瑞穂 18年2月18日放送

180218-08 Jarod Carruthers
朝ごはん 向田邦子の朝食

向田邦子のエッセイ、「刻む音」。

朝、目覚めると、味噌汁の具を刻む母の包丁の音が聞こえてくる。
顔を洗っているとかつお節の匂いがする。
少し経つと、味噌の香りがプーンと流れてくる。

向田邦子にとっては、それが幼いころの朝食の記憶。
彼女はこう綴る。

 このごろの朝の匂いといえば、コーヒー、ベーコン、トーストだが、
 私に一番なつかしいのは、あの音とあの匂いなのである。


向田邦子に限らず、日本人にとって、味噌汁の味こそ、
朝ごはんの味かもしれない。


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