薄景子 18年11月25日放送

181125-01

靴のはなし ハイヒールのルーツ

ハイヒールというのは、
おでこにキスされた女性が発明したもの。

そう言ったのは、アメリカの作家、クリストファー・モーレー。

なんてロマンチックな言葉だろう。
しかし、実際のルーツには諸説あり、
ファッションとしてのハイヒールが生まれたのは16世紀のこと。

太陽王と呼ばれたルイ14世が
背を高く見せるために履きはじめ
脚線美を競うのに欠かせないアイテムに。
「ルイヒール」と呼ばれたその靴が
今のハイヒールの原型となる。

意外にも女性の靴として
定着したのは20世紀に入ってから。
足元を魅せるファッションの広がりとあわせて、
ハイヒールは世界に広まっていく。

コツコツと鳴る高い音。
あぶなげでセクシーな曲線美。
ハイヒールは、もはや女性そのものより
女の魅惑を秘めている、かもしれない。

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