山本貴宏 19年12月22日放送


wanko
雪がふるとき ~めでたい予兆~

一般的に寒さを想起させる雪には、高い保温効果がある。

かまくらの中が暖かいのはそれが理由であり、
氷点下10度を下回っても、
積もった雪の下は0度より下がらないという。

地温を高めたり、凍結をゆるめる効果で
雪の多い年は豊作に結びつくと話題になり

中国には「瑞雪(ずいせつ)の降った年は五穀豊穣となり幸せが訪れる」
ということわざもある。

ふと、雪を見て心が暖かくなるのは
めでたい予兆の雪という意味が、国や文化を越えて
私たちの心の中にも残っているからなのだろう。

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