川田琢磨 20年3月28日放送


いろんな科学者『日曜作曲家』

「だったん人の踊り」で有名なオペラ「イーゴリ公」。
これを手掛けたロシアの作曲家、アレクサンドル・ボロディンは、
非常に筆が遅いことで有名だった。

1つの作品に5年や10年かけるのは当たり前。
イーゴリ公にいたっては、
19年もの歳月を費やした結果、
ついに未完のまま、その生涯を終えてしまった。

彼の本職は、実は作曲家ではない。
「ボロディン反応」という、
有機化学の教科書に載るほどの発見をした、科学者なのだ。

研究者として多忙な日々を送る傍ら、
仕事の合間を縫って、作曲をたしなんでいたボロディン。
彼は自らを、「日曜作曲家」と呼んでいた。

明日は日曜日。
私たちは、どんな新しい自分に出会えるのだろう。


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