河田紗弥 20年7月26日放送


耳で楽しむ夏の風物詩。 かき氷

かき氷の歴史は古く、平安時代、清少納言の「枕草子」に出てくる
「削り氷」が最初と言われている。

「削り氷に、甘葛(あまずら)入れて、
あたらしき鋺(かなまり)に入れたる。」
という文章がある。

冷蔵庫や製氷機のない時代、
夏の氷は非常に貴重なものだった。

冬の間に天然の氷を切り出して、
山の麓などに作った「氷室」という貯蔵施設に保存し、
夏に氷を切り出して、都に運ばせ、
宮中で暑気払いを行なっていた。

運ぶ間にも氷は溶け、御所に着く頃には、
氷は小さくなって、
その氷を小刀で削って食べることができたのは、
一部の貴族階級の人たちだけだったとか。


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