佐藤理人 13年2月16日放送



ミカ・ハッキネン⑥「最高のオーバーテイク」

2000年F1ベルギーグランプリ。

周回遅れで走っていたリカルド・ゾンタの後ろに
突如2台のマシンが現れた。

トップを争うミハエル・シューマッハと
ミカ・ハッキネンだ。

シューマッハのために左を開けたゾンタを、
右から強引に抜こうとするハッキネン。
しかし右の路面は前夜の雨でびしょ濡れだった。

スピンする!

ハッキネンは迷わずアクセルを踏みこんだ。
時速330km。
世界初の追い越し速度で二人を抜き去り、
彼は見事優勝を飾る。

 20世紀最高

と絶賛されたこのオーバーテイク。
味わった張本人のゾンタは、

 狂ってる!

と思わず叫んだという。

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