薄景子 19年8月11日放送

太陽のはなし  ウィルコックスの言葉
人生には、光もあれば闇もある。
暗闇のさなかにいるときは、
トンネルから永遠に抜けられないのではと
不安に駆られることもある。
そんな時に思い出したいのが
アメリカの詩人、
エラ・ウィーラー・ウィルコックスの言葉だ。
 ひとつひとつの悲しみには意味がある。
 時には、思いもよらない意味がある。
どんな悲しみであろうと、
 それは、このうえなく大切なもの。
太陽がいつも朝を連れてくるように、
 それは確かなことなのですよ。
不確かなことだらけの世の中で
太陽は、何十億年にもわたって、
毎日、裏切ることなく朝を連れてくる。
永遠に約束された光があるから
人は今日も前を向ける。

 
			











 











