五島のはなし(151)

島では、というか、我が家では
「ひょーじゃみな」という。
「みな」とは貝のことだから、ひょーじゃ貝。
兵者貝?
だれか・・・正体知ってます?

岩まじりの海岸にちらばっている
ちいさな貝です。
それをひとつひとつ拾うのは
時間と根気のいる作業だし、
きれいに洗って砂を吐かせるのも面倒。

極めつけは食べるとき。
ほんの小さな身をマチ針を使ってとりだすと、
そのさきっぽについた貝の蓋をはがし、
やっとこさ食べられる。

じつに面倒な食べ物なのである。
そこまでして食べたいってことは
つまり・・・。

ゆでた後



 

こんな貝



 

極小の身

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コメント / トラックバック 4 件

  1. なかむら より:

    おお。ぼくも、たぶん
    アクキガイ超科 エゾバイ科 ベッコウバイ亜科
    の貝なのかなあ~と思っていたのです。

  2. みずいろ より:

    え~、「みな」って貝のことだったんですか。貝の名前だと思っていました。波打ち際の磯で石の蔭に貼りついているこの貝の蓋はセルロイドのように薄くてぺらっとむけて。塩を利かせて茹でた味、好きでした。
    シエナの教会に入った時、みなになったような気がした。窓は石を薄くそいで作ってあったから「みな」のように薄茶色で半透明だったから。

  3. 中村直史 より:

    >みずいろさま
    貝の名前で「みな」っていうのもあるみたいですね。
    シエナの教会に入った時みなになったような気がした
    ってめっちゃ詩人だ。

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