2015 年 5 月 9 日 のアーカイブ

佐藤理人 15年5月9日放送

150509-01 Chris.L.Dodds
白昼夢を見る方法①「デヴィッド・リンチ」

 映画は説明できない
 美しい言語のようだ


幻想的な映像と奇想天外なストーリーで

 カルトの帝王

と呼ばれる映画監督デヴィッド・リンチ。

その独特すぎる世界観は、
40年以上続けている
一日2回の瞑想から生まれる。

心の奥底で見た景色は
一体何を意味するのか。

その謎を解くために彼は映画を作る。
あえて脚本は完成させず、
直感の赴くままに撮っていく。

意味不明と評されることも多いリンチの映画。
しかし考えてみれば人生に意味など存在しない。

答えはいつも自分の心の中にある。


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佐藤理人 15年5月9日放送

150509-02 nicoleleec
白昼夢を見る方法②「スティーブン・キング」

 人間は起きているときでも
 創造的に眠ることができる


ホラー小説の巨匠スティーブン・キング。
まるで夜、眠りにつくように
彼は毎日欠かさず執筆した。

誕生日もクリスマスも休まず、
一日2千語というノルマを達成するまでは
決してペンを置かなかった。

目覚めながら見た鮮やかな白昼夢が、
文字になり紙やデータに記録されていく。

心ゆくまで眠るための完全なプライベート空間。
彼にとって書斎はもうひとつの寝室だった。

ただしそこで見る夢は
世にも恐ろしい悪夢に違いない。



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佐藤理人 15年5月9日放送

150509-03 Alain Picard
白昼夢を見る方法③「チャールズ・シュルツ」

スヌーピーのモデルは、
13歳のときに飼った雑種犬だった。

漫画家チャールズ・シュルツは
この世界一有名な犬が出てくる漫画「ピーナッツ」を
新聞に毎日、半世紀に渡って連載し続けた。

その数、約18,000話。
それだけの物語をどうやって考えついたのか。
方法はあっけないほどシンプルだ。

 ただ座って過去のことを考える

スヌーピーの飼い主チャーリー・ブラウンは言う。

 人生という本は
 最後の方を見たって
 答えなんか書いてないのさ


未来のヒントはいつも過去に隠れている。


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佐藤理人 15年5月9日放送

150509-04 m kasahara
白昼夢を見る方法④「モートン・フェルドマン」

ヨーロッパ人に牛耳られたクラシック界を
ニューヨークから変えてやる。

そんな想いで音楽界に飛び込んだ、
アメリカの作曲家モートン・フェルドマン。
そこには常に伝統の壁が立ちはだかった。

そんなある日、実験音楽家ジョン・ケージが
アドバイスをくれた。

 作曲したものを書き写してごらん

書き写している間はその曲にだけ集中できる。
余計な雑念をシャットアウトすることで、
彼の頭には次々と新しいアイデアがひらめいた。

そうして生まれたのが、
世界で初めて絵と記号で描かれた楽譜、

 図形楽譜

絵の解釈によって演奏が異なる
結果の見えない音楽。

そんな彼の曲には意外にも、
日本人のファンが多いそうだ。


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