2016 年 1 月 2 日 のアーカイブ

佐藤延夫 16年1月2日放送

160102-01
お札の人 福沢諭吉

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。

この言葉を残した人が、
日本で一番価値のあるお札になっているのは、ちょっと面白い。

福沢諭吉さんが初めて一万円札に登場したのは、1984年。
今からもう20年以上も前になります。
ちなみに、この肖像画は56歳のときのもの。
子どもたちが結婚をし、親としての幸せを感じていた時期と言われています。

さて、今年のお正月、
どれほどの数の諭吉さんが
日本中を飛び交うでしょうか。


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佐藤延夫 16年1月2日放送

160102-02
お札の人 野口英世

学問は、一種のギャンブルである。

そんな大胆な名言を残したのは、
千円札の顔でもおなじみの、野口英世さんです。

彼の千円札が発行されたのは、2004年。
ちなみにお札の肖像画に髭を生やした人物が多いのは、
偽造防止のためと言われています。

ところでこの方、
実はかなりお金にルーズだったという説も残っています。
でも、あなたの財布の中の野口さんは、無駄遣いしてはいけません。


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佐藤延夫 16年1月2日放送

160102-03
お札の人 樋口一葉

恋とは尊くあさましく無残なもの也。

そんな言葉を残したのは、
五千円札の顔でもおなじみの、樋口一葉さんです。

いつお札になっても不思議じゃない女性、と言われ続けて、
ようやく日の目を見たのは、2004年のこと。
貧しさゆえの屈辱を味わいながら、
母と妹を養育し、婚約者にも逃げられてしまう。
その思いの雫が、数々の名作を生み出しました。

一葉さんが五千円札になった年は、
アテネオリンピックで女性選手が目を見張る活躍をしています。
さて、今年のオリンピックは、どんな名シーンが見られるでしょうか。


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佐藤延夫 16年1月2日放送

160102-04
お札の人 聖徳太子

日本の紙幣に最も多く登場した人物は、
どなたかご存知ですか?
ちょっと難しいかもしれませんね。
ではまず、お札の歴史を振り返りましょう。

明治時代、初めて肖像画入りの紙幣に登場したのは、神功皇后でした。
日本最初のお札の顔は、女性だったんですね。
それ以来、菅原道真、武内宿禰、和気清麻呂、藤原鎌足など
多くの歴史上の人物が名を連ね、
初の日本銀行兌換銀券では、大黒様になったこともあったんです。
そして昭和5年。ついに聖徳太子が登場します。
戦前に2回、戦後には5回、
しかも五千円と一万円では、四半世紀にわたって発行されました。
ミスター日本紙幣と言っていいかもしれません。

今でも、お年玉といえば、
聖徳太子の顔を思い浮かべる方も多いはず。


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佐藤延夫 16年1月2日放送

160102-05
お札の人 岩倉具視

薄いブルーのお札、といえば
懐かしく思う方がいらっしゃるかもしれません。
最後の500円札の肖像画は、岩倉具視さんでした。

発行されたのは、1969年。
東名高速道路が開通した年です。
やがて、1982年に500円硬貨が発行され、
その3年後、五百円紙幣の製造はそっと終わりを告げました。

貯金箱やタンスの奥、
家のどこかにまだ500円札があるというみなさん。
大丈夫です。まだ使えるそうです。


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