2016 年 9 月 17 日 のアーカイブ

宮田知明 16年9月17日放送

160917-01
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台風 台風を形容する言葉

2016年は、台風の被害が大きかった年として
記憶されそうだ。

台風を形容する言葉として、
「猛烈な」「大型の」という言葉はよく聞くが、
「弱い」「小さい」といった言葉を耳にすることはない。

それは、台風を過小評価することで、
人の心が安心してしまい、
被害につながることを防ぐためだそうだ。

もし、次に来る台風が
たとえ大きくなかったとしても、台風は台風。
万全の準備を。

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宮田知明 16年9月17日放送

160917-03

台風 車内アナウンス

聞き慣れた電車のアナウンスも、
台風が直撃するような緊急時には、
その言葉は少し変わる。

台風によって大きくダイヤが乱れ、
家まで帰れるのか分からない
と不安がる乗客たち。
とある車掌さんの発した言葉に、
乗客たちは気持ちを和まされたという。

 横浜線、この電車のみ運転致します。
 行けるところまで参ります!
 ご乗車になってお待ちください。

マニュアル化された言葉の中に、
車掌さんの気持ちが入ったとたん、
みんなを元気づける言葉に変わる。

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宮田知明 16年9月17日放送

160917-02

台風 台風の由来

英語のTyphoonの語源は、日本語の台風から来ているのではないか、
と思っている方も多いかもしれないが。

諸説あるが、起源は中国語の「大きい風」と書いて
「大風」から来ていると言われている。

日本では、昔、台風のことを「野分き」とか「野分け」と言った。
つまり、「野を分けるほどの強い風」という意味だ。

日本語から来ているのかと思って、ちょっと残念、
と思った方もいるかもしれない。

でも、日本語が起源の言葉が、うれしいことなのか、どうか。
TSUNAMIは、日本語が起源だ。

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宮田知明 16年9月17日放送

160917-04
きんちゃん
台風 台風でも会社に行く人々

 南の島の大王は、子どもの名前もハメハメハ
 学校ぎらいの子どもらで
 風がふいたら遅刻して 雨が降ったらお休みで
 ハメハメハ ハメハメハ ハメハメハメハメハ

かの有名な、「南の島のハメハメハ大王」の3番。

雨が降ったらお休みする、
は日本ではあり得ないにしても、
台風でも多くの日本サラリーマンが、会社に出勤していく。
台風が来るのを予測して、
台風が来る前に会社に着こうとしたりする。

ハメハメハ大王から見ると、
日本人は真面目に映るのか、
それとも・・・。

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