村山覚 18年9月8日放送

180908-05

星のはなし 人工流れ星

いつの時代も、国や宗教、言葉が違えど
人々はまたたく星に魅せられてきた。
コンパスやGPSがなかった時代は
方角や季節を知るために星が活用されていたし、
星座にまつわる物語は世界中にある。
そして、人々が崇めたり、時に恐れたり、
願いを込めたりしてきたものといえば、流れ星だ。

いつどこに現れるか予測できず、見えたとしても
1秒ほどで消えてしまう儚い存在。そんな流れ星を
人工的につくろうというプロジェクトがある。

上空400km。地球上を周回する小型の人工衛星から
直径1cmの金属粒を放出。何十もの流れ星が
5秒から10秒間、夜空を彩るという。

予定では2年後に、広島にて。

この星の平和を願う人たちが、
宇宙初の流れ星を見上げるだろう。

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