薄景子 19年8月11日放送



太陽のはなし 太陽という万能薬

イタリアのことわざに、こんな言葉がある。

 陽が差し込まぬところに医者がくる。

逆を言えば、陽が差すところに医者はこない。
そう。太陽には、人間を健やかに保つ、
計り知れない力がある。

朝の光を浴びれば、体内時計がリセットされ、
眠気は覚め、夜の眠りの質も高められる。

また、太陽光を浴びることで、「幸せホルモン」といわれる
セロトニンの分泌が促され、鬱々とした気分も晴れる。

さらに、日光浴はビタミンDの体内生産を促し、
脳機能の維持、情緒の安定、骨粗しょう症の予防など
さまざまな効果をもたらすという。

太陽はすべての命を輝かせる万能薬。
美白ブームで忘れられがちな
その恩恵に、あらためて感謝したい。

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