澁江俊一 20年8月16日放送
サステイナブルな死
今日は、送り盆。
死んだらお墓に入るだけじゃ、
今はない。
多様化の時代、
人生の終わり方にも
様々な選択肢が用意されている。
縄文時代、
人は死ぬと姿形を変化させ、
様々な自然の一部に循環していくと
考えられていた。
鳥や花、木や獣など様々なものに
生まれ変わると。
自然を丁寧に観察することで
縄文人はその事実に気づいていた。
私たちは今、ようやく彼らの死生観に
近づくことができているのかもしれない。