古居利康 12年11月11日放送



左手の話 ④ジョージ6世

『英国王のスピーチ』という映画がある。

英国王ジョージ6世が吃音症を克服する
姿を描いてアカデミー賞を獲った。

左利きだった王は幼少時、
父・ジョージ5世から左利きを
むりやり矯正される経験をもつ。

食事のとき、息子の左手に
長い紐を結びつけ、左手を使った場合、
父が乱暴に引っ張って注意した。

この幼児体験がジョージ6世を
ストレス過多にし、内向的にし、
吃音症に悩む原因になったといわれている。

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