佐藤延夫 14年4月5日放送

140405-01

苦節時代 レオナール・フジタ

フランスで、最も有名な日本人画家と言われる、
レオナール・フジタこと、藤田嗣治(ふじたつぐはる)。

二七歳でフランスに渡るも、
第一次大戦のあおりを受けて、日本からの送金が途絶えてしまう。
赤十字で看護師として働き、
アルバイトをいくつも掛け持ちするが
それでも生活は苦しく、
モンパルナスの安宿でパンひとつをかじる毎日が続いた。
そんなときでも、寝て食べる以外の全ての時間を、
創作活動に費したという。

のちに彼が生み出した独創的な油絵の技法は、
あのピカソですらため息をついたそうだ。

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