佐藤延夫 15年5月2日放送

150502-02

生みの親/華屋与兵衛

江戸は両国に「華屋」という寿司屋があった。
そこで評判になったのは、
鯖、小肌、アナゴなどを酢飯にのせた
江戸前の握り寿司。
なかでもネタとシャリの間に
わさびを挟み込むのが人気で、
この寿司屋はとても繁盛したそうだ。

主の名前は、華屋与兵衛。
天保の改革では、寿司が贅沢品とみなされ投獄の憂き目にあうが
寿司とわさびの組み合わせは、日本全国に広まっていった。

みんな、美味しいものには貪欲だ。

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