大友美有紀 16年1月3日放送

160103-01

「小林一三」 小使いさん

阪急電鉄の創業者、小林一三(いちぞう)。
本日、一月三日が誕生日。
生家は、甲州、韮崎の裕福な問屋。
町の有力者の坊ちゃんだ。
高等科の時、学校に
妙な小間使いがいた。
授業中、突然教室に入ってきて、
一席もの申すのだ。
そんな調子だから、
小間使いはクビになることになった。
一三は、確かに小間使いも悪いが、
知っておきながら止めなかった学校も悪いと
憤然とした。

 同級のみんなに意見を述べると、
 一同異議がない。
 家に帰って父親にもこの議論を持ちかけて、
 小間使いの命を一度は救ってやってくれるよう嘆願した。

とにかくそれで小間使いのクビはなくなった。
根回しし、有力者に頼む。
一三は青年の時からビジネスの基本を
知っていたようだ。

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コメント / トラックバック 1 件

  1. 大西知一 より:

    1月3日初めて拝聴いたしました。短時間で充実感のある時を感じました、毎週聴かせて頂きたいと思っております。エンディングにかかるピアノ曲も素晴らしいですね、曲名など詳細をお知らせ頂けますか。 大西知一

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