高阪まどか 16年1月31日放送

160131-02

ハリウッド女優、タルラ・バンクヘッド1

「そんな役はお断りよ。私に合うもの持ってきて。」

清純で、健気で、王子様と結ばれるヒロイン。
女優なら誰でも欲しがるそんな主役の座を頑なに拒み、
悪女やアバズレばかり演じたハリウッド女優がいた。
名はタルラ・バンクヘッド。

幼い頃、両親に愛してもらえなかった彼女は、
寂しさを埋めるように、次々と恋人をつくり、
恋の相手は、男性だけでなく、女性にまでおよんでしまう。
レズビアンに目覚めた彼女を、当時の世間は決して受け入れなかった。
タルラはそんな世の中にうんざりし、
社会の強制する女らしさというものに反発していったのだ。

そんな中、彼女が自分の進む道と思い定めたのは、
1920年代の女性に
唯一開かれた職業であった映画女優。
ありのままの自分を認めてほしい。
こうして、「社会の求める女性を演じない女優」が誕生した。

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