波多野三代 16年6月19日放送

160619-04

南極に行った猫 三毛猫のタケシ

今は南極への生き物の持ち込みは禁止となっているが
第一次南極地域観測隊には仕事をもった生き物が同行していた。
タロ、ジロをはじめとした樺太犬は
犬ぞりを引くために連れてゆかれた。

カナリヤもいた。
空気の異常にびんかんなカナリヤは、
締め切りになることの多い昭和基地の
空気のチェックという重要な役割があった。

物資が限られる南極観測に、
「縁起物」というだけで実用的な役に立たない
猫のタケシの同行が許された
その理由は
どんな小さな縁起でも担ぎたくなる程
南極は遠く危険な世界だったからだろう。

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