仲澤南 18年9月8日放送

180908-01
ESA/Hubble, M. Kornmesser
星のはなし かに座55e

惑星・かに座55eは、
表面を黒鉛に覆われていて見た目は真っ黒。
それにも関わらず、
「ダイヤモンドの星」と呼ばれている。
というのも、かに座55eの質量の3分の1以上が
ダイヤモンドでできているのだ。
その量は、地球3個分に相当するという。

貴重な宝石として知られるダイヤモンド。
着陸してスコップ1杯でも採取できれば、
かなりの価値になる。
しかしながらこのダイヤモンドの星、
表面温度が2000度にも上り、
とてもじゃないが着陸不可能だ。
さらには、地球から40光年も先に位置するため
生きているうちには到着できないだろう。

価値あるものは、
簡単には手に入らないから価値があるということか。

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