大友美有紀 19年5月5日放送



「レオ・レオニ」 アートディレクター

今日は、こどもの日。
そして絵本作家、レオ・レオニの誕生日。

『あおくんときいろちゃん』で絵本作家になる前、
レオ・レオニは、ニューヨークでアートディレクターだった。
雑誌『フォーチューン』や『プリント』の
アートディレクションを手がけていた。
タイプライターで有名なオリヴェッティ社の
コーポレート・デザインも行なっていた。
オフィスはロックフェラーセンターの最上階。
ニューヨーク・デザイン界の成功者だった。

そこに23歳のエリック・カールが
ポートフォリオを携えて、面会にきた。
カールを気に入ったレオは、就職の世話をした。
レオは絵本作家になった後にも、
カールの作風が絵本向きだと自分の編集者に紹介した。
レオがいなかったら、カールの『はらぺこあおむし』も
生まれなかった。
世界中のこどもを代表して、
ニューヨークと二人の出会いにありがとうを言いたい。

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