大友美有紀 19年5月5日放送


Photo by David Clode on Unsplash
「レオ・レオニ」 スイミー

今日は、こどもの日。
そして、絵本作家レオ・レオニの誕生日。

小学校の教科書にも載っている「スイミー」の作者。
彼は、このお話の鍵は「自伝的」だという。
「スイミー」は黒い魚。赤い魚の中で、異分子だった。
レオ・レオニは、住む場所や仕事を転々とし、
ようやくニューヨークで、
絵本を描くという自分の道を見つけた。
黒い魚のスイミーは「ぼくが目になろう」と言う。
自分が赤い魚と違うことを認めて、
自分にしかできないことを担うという、
決意表明なのだという。
それは自分とは何者かを知ること。

そして、こどもたちも無意識のうちに
自分とは何者かを
強く知りたがっているのだという。

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