佐藤延夫 18年3月3日放送

180303-01

逆境を生きる クロード・モネ

印象派を代表する画家、クロード・モネは、
晩年、目の病に悩まされた。
83歳のとき、白内障で失明の危機に陥ったが、
3度の手術で視力を取り戻した。
一般的に、白内障の手術をすると
青系の光が網膜に多く達するように感じて
青白い世界に見えるそうだ。
たしかに、このころの睡蓮は青みが増している。
さらに晩年になると、
輪郭がぼやけ、全体的に黄色がかった色彩に変わった。

光の魔術師と呼ばれる巨匠は、
自らの光に対しても、真摯に立ち向かった。

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