星合摩美 19年6月9日放送

sometimes rains in JUN
梅雨 雨音

雨の日は「なんとなくやる気が起きない」なんてことありませんか。
そんな時は、思い切ってのんびり雨音に耳を傾けてみてはどうだろう。

ポツポツ、シトシト、ザーザー。
いずれも雨音も不規則に、数秒の間で細かい変化を繰り返す。

このリズムは「1/f ゆらぎ」と呼ばれ、
人間の心拍や呼吸のリズムと同調し、癒しの効果を与えてくれる。

忙しい現代人。
雨の日は「雨音に癒される日」にしてみるのもいいかもしれない。


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川野康之 19年6月8日放送


カッシーニ

今日6月8日は、ジョヴァンニ・カッシーニが生まれた日。
若い頃占星術に興味を持っていたカッシーニは、
後に天文学者になって、望遠鏡を手に土星の4つの衛星を発見した。
カッシーニの師匠の師匠はガリレオである。
ガリレオは初めて土星を望遠鏡で観察した先駆者であったが、
土星の環を見て「土星には耳がある」と言ったと伝えられている。


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川野康之 19年6月8日放送


カッシーニ

カッシーニが土星の4つの衛星を発見してから300年後に、
「カッシーニ」と命名された土星探査機が打ち上げられた。
7年の航海を経て、カッシーニは土星軌道に到達した。
軌道上から捉えた一枚の写真がある。
漆黒の宇宙に美しい天体が二つ並んで浮かんでいる。
土星の衛星、レアとテティスだ。
ジョヴァンニ・カッシーニが300年前に望遠鏡で見つけた衛星である。


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川野康之 19年6月8日放送


カッシーニ

探査機カッシーニは、13年間にわたって
土星を周回し、多くの発見をした。
中でも驚かせたのは、衛星タイタンの地表に湖や海があり、
雨まで降っているのを発見したことだ。
さらに衛星エンケラドスの表面からは
熱い水蒸気が吹き出しているのを発見した。
それらは土星の衛星に生命が存在する可能性を示唆するものだった。


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川野康之 19年6月8日放送


カッシーニ

探査機カッシーニの最後のミッションはグランドフィナーレと呼ばれた。
土星の大気圏に突入し、大気のデータを集めながら自ら燃え尽きるというものである。
生命が存在するかもしれないタイタンやエンケラドスに
地球の微生物をもたらすことを防ぐためであった。
2017年9月15日、カッシーニは土星の空で流星となって消えた。
最後に送ってきた写真には、
上空の環と柔らかな光につつまれた土星の表面が写っている。


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川野康之 19年6月8日放送


カッシーニ

ガリレオやカッシーニの時代から、多くの天文学者が望遠鏡を手に、
宇宙の星を見つめてきた。
一番近くにあるのは地球の衛星、月である。
月面の中で暗く見える平原を「海」と名付けたのは彼らだ。
北半球のやや左に広がるのが「雨の海」。
東の岸に小さな笑窪のようなクレーターがある。
「カッシーニ」と名付けられたクレーターだ。
満月の夜、望遠鏡を持って探してみませんか。
地球はあと10日で満月です。


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大友美有紀 19年6月2日放送

m-louis
路地の話  路地の日

今日は6月2日。
日本記念日協会が認定した「路地の日」。
ろくは「ろ」、にが「じ」という語呂合わせだ。
長野県、下諏訪の「路地を歩く会」が制定した。
下諏訪は中山道と甲州街道の合流地。
かつては宿場町として栄え、
温泉宿も数多くある。
昔からの裏道や路地もたくさん存在する。
歴史や文化を感じる路地の風情を、
いつまでも残したいと
路地の日を制定したという。
路地を歩くツアーも開催する。

身近な路地を歩いてみたくなる日です。


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大友美有紀 19年6月2日放送

z tanuki
路地の話  路地を歩く会

今日は、6月2日。路地の日。
制定したのは、長野県、下諏訪の路地を歩く会。

下諏訪には「万治の石仏」がある。
諏訪大社下社春宮の大鳥居建立の命を受けた石工が、
この地にあった石にノミを入れると、血が流れ出た。
驚き恐れた石工は、その石を大鳥居に用いるのをやめ、
阿弥陀様を刻み、霊を納め石仏を彫ったとされている。
諏訪大社の御柱祭を見学した岡本太郎が、
この石仏におどろいて、それから頻繁に下諏訪を
訪れるようになったという。

下諏訪の路地を歩く会のツアーでは、
万治の石仏や、岡本太郎の定宿などゆかりの地を
巡ることもある。

諏訪湖や温泉だけではない下諏訪を
ちょっとのぞいてみたい気持ちになる。


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大友美有紀 19年6月2日放送

cozymax5454
路地の話  路地サミット

今日は6と2で、路地の日。
「全国路地サミット」という催しがある。

NPO法人 日本都市計画家協会の事業の一つで
今年で16回目。10月に青森県、八戸で開催する。
八戸は、青森県の南、太平洋に面した都市。
港があり、工業地帯でもあり、城下町でもある場所。
昭和の風情漂う路地も多く残っている。

なかでも「横丁」と呼ばれる飲み屋街が8つ。
辞書によると、路地とは「建物と建物との間の狭い道」
「門内や庭内の通路」とある。
横丁は「表通りから横へ入った道筋。また、その通り」。
英語では、どちらもalley。
路地の飲み屋、よりも、横丁の飲み屋、のほうが、
人気があるように感じる。
八戸の横丁は、花小路、みろく横丁、ロー丁(ろーちょう)れんさ街、
長横町れんさ街、八戸昭和通り、ハーモニカ横町、たぬき小路、五番街。

巡り歩くだけでも、良い気分になりそうだ。
全国横丁サミットも開催してほしい。


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大友美有紀 19年6月2日放送

OZAKIX
路地の話  神楽坂

今日は、6月2日。路地の日。

お洒落な町として人気の神楽坂は
その「町割」(まちわり)、つまり区画は
江戸時代からほとんど変わっていない。

メインの大通りから横丁に入り、
さらにその奥の路地を曲がっていくと、
徐々に人通りは少なくなり、喧騒も遠ざかる。

かつて神楽坂の大半は花柳界が占めていた。
料亭や割烹につながる路地は、
ただの通り道ではなく、
店へとつながるもてなしの空間だったともいう。

町がまるごと、大人のためのしつらえになっている。


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