大友美有紀 19年2月3日放送


それがオランダ キューケンホフ公園

今日は、オランダのチューリップバブルが
崩壊した日。世界最初の経済バブルだった。
今でもオランダといえばチューリップ。
チューリップ栽培農家は、花が咲くと
すぐに摘んでしまう。球根を採るのが目的だからだ。
では、オランダでチューリップを見るには、
どこへ行ったらいいか。

それはキューケンホフ公園。
100種以上のチューリップの他に、
ヒヤシンスやラッパ水仙も咲いている。
もともとは球根業者が、新品種を展示する場だった。
総延長15㎞の歩道や小さな動物園もある。

訪れたいと思った人は気をつけて。
開園しているのは。
3月の下旬から5月の上旬、
たった2ヶ月だけ。

花の命は短いのだ。

topへ

大友美有紀 19年2月3日放送

Jorge Royan
それがオランダ ダム

オランダの首都、アムステルダム。
アムステルダムには「ダム広場」がある。
そう聞くと街なかに巨大な水門が
聳えているかのように思える。
オランダ語の「ダム」は、堤防程度のものを指す。
アムステルダムの名は、
「アムステル川」を堰きとめるダムから来ている。
ロッテルダムの名も、堤防=「ダム」に由来する。

日本で「ダム」というと、
何年もかけて造りあげた、
頑丈なコンクリートの壁や、
広大な貯水湖がなど、
非日常の風景が思い浮かぶ。

オランダのダムは、
日常の当たり前の風景だ。
けれども、その当たり前は
何世紀もかけてかなえたのだ。

topへ

大友美有紀 19年2月3日放送

Patrick Rasenberg
それがオランダ 名画の国

オランダは名画の国でもある。
レンブラント、ブリューゲル、
ゴッホ、フェルメール、エッシャー。
日本でも、行列ができる巨匠ばかりだ。

レンブラントの「夜警」は、
アムステルダム国立美術館に、
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」は、
マウリッツハウス美術館にいる。
ゴッホ美術館やエッシャー美術館もある。

日本で何時間も並ぶなら、
ひとっ飛び、オランダまで行ってしまって、
名画を巡るのもいいかもしれない。

topへ

大友美有紀 19年2月3日放送


それがオランダ フェルメールとミッフィー

オランダの画家、フェルメールは、
寡作な画家だった。
現存するのは35作品といわれている。
先日東京で開催されたフェルメール展では、
過去最大、9作品を見ることができた。

展示と同じぐらい人気だったのが、
「牛乳を注ぐ女」に扮したミッフィー人形。
すぐに売り切れてしまったらしい。
フェルメールもディック・ブルーナも、
なぜ、こんなにも
私たちの心をとらえるのだろう。

オランダのミュージアムにも
ミッフィーコラボがたくさんあるらしい。
惹かれる理由を確かめに行きたい。

topへ

佐藤延夫 19年2月2日放送


夫婦いろいろ シーボルト

ドイツ人の医師、シーボルトは、
29歳のとき、ひとまわり年下の娘、楠本たきと結婚した。
しかし、妻の名前を正しく発音することができず、
「オタクサン」と呼んでいたそうだ。
シーボルト事件で国外追放になったあと、
彼は、新種のアジサイに「オタクサ」という学名をつけた。
しかし、このシーボルトの愛の証は、採用されなかった。

今日、2月2日は、夫婦の日。
いい夫婦かどうかは問いません。
ただの「夫婦の日」ですから。

topへ

佐藤延夫 19年2月2日放送


夫婦いろいろ 平塚らいてう

明治生まれの思想家、平塚らいてうは、
画学生の奥村博史と結婚した。
らいてう29歳、博史は24歳だった。
結婚に際し、らいてうは、夫に6ヶ条の質問状を出したという。
たとえ困難に遭遇しても、私から離れることはないか。
子どもは欲しくないが、それでも良いか。など。
男女は対等。夫婦別姓。
彼女の結婚観は、現代人のように進んでいた。

今日、2月2日は、夫婦の日。
夫婦のあり方を、もう一度考えてみませんか?

topへ

佐藤延夫 19年2月2日放送


夫婦いろいろ 川上貞奴

芸妓だった貞奴が、
川上音二郎と結婚したのは、24歳のときだった。
しかし夫婦生活は、興行師の夫に振り回されることになる。
衆院選に出馬して落選した音二郎は、
貞奴を連れてボートで南極を目指すも失敗。
アメリカ巡業で、貞奴は日本初の女優となり、
イギリスのステージやパリ万博にも出演する。
帰国後も波乱万丈な出来事があるのだが、
晩年、貞奴はこんなことを言っていたという。

「私の一生は、ミステイクつづきだった。」

今日、2月2日は、夫婦の日。
良くも悪くも、夫婦は夫婦。

topへ

佐藤延夫 19年2月2日放送


夫婦いろいろ 牧野富太郎

植物学の父と言われる牧野富太郎は、
28歳のとき、2度目の結婚をした。
東京大学の研究室へ向かう途中、
よく立ち寄った菓子屋の看板娘が相手だった。
名前は壽衛子。
当時18歳で、富太郎に好意を持っていたという。
数十年にわたり夫の研究費を稼ぎ、
ときには借金取りから匿い、
富太郎の研究を支え続けた壽衛子だが、
56歳の若さで先立ってしまう。
富太郎は、新種の笹に「スエコ笹」と名付けた。
谷中にある彼女の墓碑には、こんな言葉が刻まれている。

家守りし 妻の恵みや 我が学び 世の中に あらん限りや スエコ笹

今日、2月2日は、夫婦の日。
大切な人に、感謝の気持ちを伝えましょう。

topへ

佐藤延夫 19年2月2日放送


夫婦いろいろ 福沢諭吉

福沢諭吉が結婚したのは、28歳のとき。
相手は17歳の阿錦という娘だった。

妻を敬い、毎日語り合い、議論するのも良い。
夫は家事や育児にも積極的になるべきだ。

そんな結婚観を持っていた諭吉は、
子どもに決して手をあげることなく、
性別を問わず平等にあつかった。
また、当時は珍しい家族旅行にもよく出かけたという。

今日、2月2日は、夫婦の日。
たまには夫婦水入らずで、お食事でもいかがですか。

topへ

茂木彩海 19年1月27日放送


お茶のはなし イギリスのお茶文化

お茶文化を代表する国、イギリス。

ヴィクトリア朝時代の元首相、
ウィリアム・グラッドストンはかつて、紅茶にまつわるこんな言葉を残した。

 紅茶は、
 寒いときには、温めてくれるでしょう。

 気分が落ち込んでいる時には、元気づけてくれるでしょう。

 気分が高ぶっている時には、落ち着かせてくれるでしょう。


1日7回ものティータイムを過ごすと言われるイギリス人。

回数こそ敵わないが、
お茶が欲しくなる瞬間は、案外どこの国でも変わりないようだ。


topへ


login