大友美有紀 13年10月6日放送



金原まさ子 二行目がない

102歳の俳人、金原まさ子は、
女学校卒業後の進路に「津田塾」を考えていた。
ところが受験が近づいた頃、肺尖カタルにかかってしまう。
進学は断念。
勉強は国語が得意だった。
将来の夢は小説家。
ところがいざ書いてみると二行より先に行かない。

 わたしのアタマには、
 小説のための語彙も物語も
 定着しなかったようです。
 俳句ならかろうじて書ける。
 二行目がないからでしょうか。

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