道山智之 13年12月1日放送


新美南吉 ~下駄屋の店先~

作家・新美南吉の生家が、今ものこる。

下駄を売る店先にある、小さな机。
ここで彼は遺作となる「狐」を書いた。

 午后五時半書きあぐ。
 店の火鉢のわきで。
 のどがいたい。


風が窓ガラスを鳴らす音だけが響く店先。
腰かけてながめれば、
小さな小さな机にむかう、
必死の背中が浮かんでくる。


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