佐藤延夫 14年12月6日放送

141206-01

数学者たち ルネ・デカルト

フランスの数学者、ルネ・デカルト。
のちに近代哲学の父と呼ばれるこの男は
ただ机に向かうだけでなく、
自ら社会に出ることを選んだ。
それをデカルトは、「世間という大きい書物」と言った。

20歳になると、パリを経由しオランダへ。ドイツへ。
志願して軍隊に加わり、
優れた技術者や科学者と交流した。
そしてある夜、インスピレーションに打たれ
代数学と幾何学を結合した解析幾何学の基礎を発見する。

「我思う、ゆえに我あり」

この有名な言葉は、家の中で本を眺めても
決して見つからなかっただろう。

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