宮田知明 15年8月29日放送

150829-02

名前の話

キラキラネーム、という言葉があるように、
子どもに個性的な名前をつける人が増えている。
その中には、どう考えても読めない名前もある。
名前に関して、日本三大随筆のひとつ、徒然草の中で、
吉田兼好はこんな言葉を残している。

 昔の人は、様々なものに名前をつけるとき、
 ありのままにわかりやすくつけた。
 珍しさを追求して一般的ではないものを
 つけるのは、教養がない。

名前に個性を求めることは、今にはじまったことではないらしい。
兼好法師がいまの時代の名前をみたら、
いったいどんな反応を示すだろう。

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