石橋涼子 16年5月29日放送

160424-02
ペットのはなし 歌川国芳の猫

浮世絵画家、歌川国芳は猫好きでも有名だった。
懐に猫を入れながら画を描く国芳のアトリエでは、
猫たちが弟子を押しのけ我が物顔でのさばっていたという。

そんな国芳の描く猫は、仕草が魅力的なうえ、
化け猫の着物が鈴や小判、めざしやタコなど
猫好みの柄になっていたりして、
画家のこだわりと愛情に満ちている。

若いころに苦労した国芳は、派閥に縛られることを嫌い、
自分の名前を襲名させることにも興味がなかった。
生前、弟子たちにはこう言いきかせていたという。

 万一、死後に国芳の名を継ぐものがあったら
 化けて出て食い殺すからそう思え


きさくで親分肌の彼が化けるとしたら、
きっとユーモアにあふれた化け猫だろう。


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