大友美有紀 18年3月4日放送

180304-05
DVIDSHUB
「映画監督」クリント イーストウッド アメリカン・スナイパー

〝伝説のスナイパー〟と言われた、実在の狙撃兵の家族との絆、
葛藤を描いた「アメリカン・スナイパー」。
クリス・シールズの自伝「ネイビー・シールズ 最強のスナイパー」を
映画化した作品だ。
監督であるクリント イーストウッドは、
主人公は、弱者のために戦う意義を信じている、
大柄で強い少年だったと語る。

 戦争がひとりの人物に与えるダメージが明らかになるが、
 家族全体に与えるプレッシャーも描かれている。
 戦場に送り込まれるときに、どれだけの危険があるかを思い出し、
 そして、彼らが払う犠牲を再認識することは大切だ。
 だからこそ私は、このストーリーを語ることが
 特に意味深いものだと思ったんだよ。

「アメリカン・スナイパー」には、緊迫したアクションが満載だ。
けれど、ストーリーを展開させていくのは人間関係。
戦争や犯罪を多く描いてきた映画監督、クリント イーストウッドは、
暴力を描くのではなく、人間を描く。
彼の映画が多くの人に影響を与え続ける理由が、そこにある。

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