大友美有紀 18年4月7日放送

180407-02

日本の色 禁じられた紅(アカ)

「庄屋惣百姓共に
 衣類紫紅梅に染間敷候」
しょうや、そうびゃくしょう ともに
 いるい むらさきこうばいに そめまじきこと

これは寛永20年の禁止令。
庄屋、農民などが、紫根染めの本紫、(しこんぞめのほんむらさき)
紅花染の紅梅色を着ることを禁じている。(こうばいいろ)

江戸時代、幕府は町人の経済的発展を懸念して、
頻繁に「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」を発令し、
町人の贅沢を禁じた。

ところが江戸町人は法の目をかいくぐり、
表地は地味色の木綿縞を使い、
裏地に絹織物を使い、
偽紫や偽紅梅などの色をつくり出して染めていた。
これぞ、江戸町人の意気込み、「粋」だった。

タグ:

«    »

topへ

コメントをどうぞ

CAPTCHA



login