2018 年 4 月 14 日 のアーカイブ

厚焼玉子 18年4月14日放送

180414-01
タイタニック ランチ

スープはコンソメまたは鶏と葱のスープ。
ヒラメのソテー、アスパラガス入りの炒り卵。
フライドチキンのグレービー添え。
骨付きマトンのグリル。
ビュッフェにはローストビーフ、鶏のガランティーヌ、
燻製のサーディン、カンバーランドハム、子牛とハムのパイ、
ボローニャソーセージ、レタスにトマトなどの野菜。
それから8種類のチーズ。

これは2012年のオークションで落札された
タイタニック号のファーストクラスのランチメニュー。
日付けは1912年4月14日。

この日タイタニック号は
付近を航行する船からたびたび無線を受け取り
流氷群の危険を警告されていた。

そしてその夜、
タイタニック号はついに氷山と衝突する。


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厚焼玉子 18年4月14日放送

180414-02
タイタニック バイオリン

1912年4月14日
沈没するタイタニックで
最後まで演奏をつづけた楽団のバンドマスターは33歳だった。
その遺体は彼が最後まで弾いていたバイオリンとともに発見され、
イングランドのふるさとに埋葬された。

バイオリンには銀のプレートがついており、
文字が刻まれていた。
「ウォレスへ 婚約の記念に マリアより」

マリアは一生結婚せずに1939年に亡くなった。

1912年の今夜、
タイタニックは氷山に衝突する。


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厚焼玉子 18年4月14日放送

180414-03
タイタニック 絵画

タイタニック号の処女航海のチケットNo.112050は
タイタニックを設計したトーマス・アンドリュースのチケットだった。
アンドリュースは出航前に妻に手紙を書き
「タイタニックはほぼ完璧な船だ。 明日無事に出港すれば
 我々の造船所の名はますます高まるだろう」と伝えている。

4月14日の夜、
氷山に衝突したタイタニックの損傷を調べたアンドリュースは
1時間乃至1時間半で沈むことを予告し
航海士たちに救命ボートの用意を命じた。

アンドリュースが最後に目撃されたのは喫煙室だった。
彼は救命胴衣もつけずに暖炉の上の絵画を見つめていたという。
絵画のタイトルは「The Apporoach To Plymouth Harbour」
「新しい世界の接近」だった。

1912年の今夜、
タイタニックは氷山に衝突する。


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厚焼玉子 18年4月14日放送

180414-04
タイタニック ホイッスル

彼らは転覆して上下が逆さまになった救命ボートの上で
一晩中沈まないようにバランスを取り続けていた。
体力の限界が来ていた。
明けがたになって救助の船が見えたが、
6km先に停泊している救助船が自分たちを発見するまで
生きていられるかどうか自信がなかった。

しかし、夜がすっかり明けてみると
700mの距離に仲間のボートがいた。
おーい
声をかけたが届かない。
そのときひとりの航海士がポケットからホイッスルを取り出して
空気を裂くような音で鳴らした。

救命ボート4号と12号が近づいてきた。
ホイッスルのひと吹きで
彼らはタイタニック生存者の仲間入りをした。

1912年の今夜、
タイタニックは氷山に衝突する。


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厚焼玉子 18年4月14日放送

180414-05
タイタニック バクテリア

3,650メートルの深海に沈むタイタニックが発見されたのは
1985年のことだった。
タイタニック国際保護条約は
タイタニックに残されている遺品の劣化を防ぎ、
違法な回収行為からタイタニックを守る内容になっているが、
それでも売ることを目的に遺品を回収する人々は
後を絶たない。

さらにタイタニックにはもうひとつの敵がいる。
それは鉄を食べるバクテリア。
5万トンのタイタニックを餌にバクテリアは増え続けており
タイタニックはやがてバクテリアのせいで
鉄サビのカタマリになってしまうと予想されている。

1912年の今夜、
タイタニックは氷山に衝突する。


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