河田紗弥 18年8月12日放送

180812-08

おやつの時間 〜クッキーからはじまる文明開化〜

日本において、
クッキーを庶民のためのお菓子として広めたのは
ごぞんじ風月堂。

江戸時代からつづく老舗お菓子メーカーだ。

もともとは、和菓子の御用商人として、
大名たちのお菓子作りを一手に引き受けていたが、
明治維新により西洋文明が導入されていくことを見越し、
洋菓子の開発にいち早く取り組むことを決めた。

そのきっかけとなったのが、クッキーだった。

明治5年、五代目の喜右衛門は西洋菓子の製造を開始し、
明治8年には、クッキー第一号の販売を開始している。

これをきっかけに、
日本でもお菓子としてのクッキーが普及され、
おやつの時間に、
子どもたちを笑顔にする存在になっていった。

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