佐藤延夫 15年3月1日放送

150301-04

人体と会話した男たち 北里柴三郎

1860年に勃発した
フランスとプロイセンの戦い、普仏戦争では
兵隊の3分の1が破傷風で死んだと言われている。

治療法としては、病原菌の純粋培養が期待されたが
当時の技術では不可能というのが一般的な意見だった。

日本の医学者、北里柴三郎は
細菌学の権威、ロベルト・コッホに師事したのち、
破傷風の純粋培養に成功してみせる。
コッホは優秀な門下生の働きに、こう自慢したという。

「私のところには、北里がいる。」

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