2018 年 7 月 のアーカイブ

道山智之 18年7月22日放送

180722-08
Steve Alexander
ドン・ヘンリー あした

イーグルスのドン・ヘンリーが、
盟友グレン・フライとともに書き上げた名曲「New Kid In Town」。
グレンのやさしいボーカルが特徴的なこの曲は、
歌詩が辛辣だと言われる。

 最近どこにいたんだい?
 街には新顔があらわれたよ
 みんな彼のことが大好きさ
 彼はあの娘をものにした
 君はまだそんなとこでうろうろ

ころころと人気者が入れ替わる音楽シーンへの皮肉とも言われるこの歌詩。
でもそのままストレートに聞くと、
やさしくせつない恋愛詩。

シンプルながら、関係調を駆使したコード展開。
人生いろんなことがあっても、
あしたの光が見えてくるようだ。
言葉と音楽の組み合わせ。
その究極の地平を感じさせてくれる。

7月22日。
今日は、ドン・ヘンリー71歳の誕生日。
Happy birthday, Don!

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厚焼玉子 18年7月21日放送

180721-01
xanday
日本三景 天橋立

イザナギとイザナミが国づくりをすると、
天の神々はその美しい国へ行ってみたくなった。
そこで天から地上までハシゴをかけた。

地上には美しい人間の娘たちがいた。
娘たちは天にある神の国を見たがった。

 それなら内緒で連れて行こう。
 でも声をたてないようにね。

神さまたちは娘たちにさんざん注意したけれど、
ハシゴから下を見た娘たちは
「わあキレイ」と声を上げた。
とたんにハシゴは音を立てて崩れ、
いまではその一部が天橋立と呼ばれているそうな。

これは日本三景のひとつ天橋立にまつわる伝説のひとつ。
今日は日本三景の記念日。

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厚焼玉子 18年7月21日放送

180721-02
Hide
日本三景 松島

 松島や ああ松島や 松島や

松尾芭蕉の句と言われているが、
実は芭蕉は松島でひとつも俳句を作れなかった。
言葉にできない美しい風景を眺め、
眠れない一夜を過ごした。

「松島や」の句は
そんな芭蕉の気持ちを後世の人が代弁している。

ところで、物理学のアインシュタイン博士が
月を見るために松島を訪れたことがある。
1922年12月、
凍てつく空にかかった十三夜の月を見て
「おお、月が…」と言ったきり絶句したそうだ。

日本三景の松島は言葉を失うほど美しい。
今日は日本三景の記念日。

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厚焼玉子 18年7月21日放送

180721-03
wiennat
日本三景 厳島

厳島は日本三景のなかで
唯一世界遺産に登録された景勝地だ。
1996年に厳島神社と原始林が世界遺産に、
そして2012年には海岸の一部が
ラムサール条約に登録されている。

もともとこの島は神の島であり
人が住むことを禁じられていた。
人が住むようになってからも
土地を耕すことは禁じられていた。

現在も島全体が保護区として
日本古来の自然の姿を保ち続けている。

今日は日本三景の記念日。

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厚焼玉子 18年7月21日放送

180721-04
立命館大学アート・リサーチセンター所蔵
日本三景 林 鵞峰

江戸時代のはじめ、
日本全国を旅した儒学者林鵞峰(がほう)が
自らの著書に卓越した日本の三つの景観として
松島、天橋立、厳島を紹介した。
これが日本三景のはじまりである。

東北、近畿、中国に散らばる日本三景は
一見共通点がないように思えるが、
これをめぐる人は、太平洋、日本海、瀬戸内海の
三つの海を旅することになり、
日本が海に囲まれた島国であることを認識する。
日本三景は三つの海を代表する景色でもあるのだ。

林鵞峰は1618年7月21日に生まれ、
その日が日本三景の記念日になった。

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厚焼玉子 18年7月21日放送

180721-05
けびぃ
日本三景 雪雪花

三種なら雪・月・花。
四種あれば花鳥風月。
いずれも日本の風景に彩りを添える風物だが、
日本三景を雪月花に当てはめ他のはどこの風流人だろう。

それによると、雪は天橋立。
8000本の松の木々が雪化粧をした天橋立は
幻の景色とされている。
月は松島。
もともと松島は月の名所だった。
そして、花は厳島。
実は花ではなく花に見立てた紅葉だが
色づく秋の山を背景にした厳島神社の美しさは
必見だそうだ。

美しい風景があり、季節がある。
日本はいい国だ。

今日は日本三景の記念日。

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原央海 18年7月15日放送

180715-01
calafellvalo
世界のお祭り サン・フェルミン

スペインの牛追い祭り「サン・フェルミン」。
怒れる猛牛とともに街中の石畳を走る、超危険なお祭りだ。
ゴールまでの距離は、約850メートル。
午前8時、ヒト対牛のかけっこが始まる。

毎年7月に開催されるこのお祭り、
実は、18歳以上であれば誰でも無料で参加可能。
国籍も性別も関係ない。
スタート30分前に会場に到着すれば、
柵の中に入れてもらえるだろう。

ただ、死者も出るほど危険なお祭りなので、安全を最優先に。
怪我にはモウ烈にお気をつけて。

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原央海 18年7月15日放送

180715-02
Chris Benseler
世界のお祭り オクトーバーフェスト

ドイツ・ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」。
日本にも浸透しつつある、ビールの祭典だ。

しかし、本場ドイツは規模が違う。
その敷地、東京ドーム約9個分!
会場にはおよそ10万の席が用意され、
毎年500万リットルを超えるビールが消費される。

ビール、だけではない。
白ソーセージ、鶏の丸焼き、プレッツェルと、
酒の肴も超一流。
移動式遊園地まで用意されるから、子どもたちも面白い。

その場所では、国など関係なく、
世界中の人が杯を交わしている。
言葉が通じなくても、心が通じ合うから、
ビールって不思議だ。

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原央海 18年7月15日放送

180715-03
flydime
世界のお祭り トマティーナ

スペインのトマト祭り「トマティーナ」。
毎年8月にバレンシア州の小さな町で開催されている。

トマトをおいしく食べ合う祭り、ではない。
トマトをたのしく投げ合うお祭りだ。
参加者は、世界中から数万人。
使われるトマトは、なんと100トン以上。
50万を超えるトマトが宙を舞い、街中が真っ赤に染まる。

投げてくるスピードはキャッチボール、
というより、渾身のストレート。
目を守るため、水中ゴーグルは必須。
忘れたならば、「トマト汁が目に入った」という
人生初の一言を発することになる。

トマトの投げ合いは、1時間。
終了の合図が鳴ると、見知らぬ人とも
タオルを貸し合ったり、水で流し合ったり。
気付けば、「赤の他人」は、「トマトの戦友」に変わっている。

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原央海 18年7月15日放送

180715-04
nateClicks
世界のお祭り リオのカーニバル

ブラジル「リオのカーニバル」。
世界で最も熱狂的なお祭りの1つ。
きらびやかな衣装を纏ったダンサーが、
ハイテンションで踊り狂う。

このカーニバル、実はただのサンバ祭りではない。
キリスト教の禁欲期間に入る直前に
大騒ぎしながら「食べ収め」をする、という意味を持っている。

1番の目玉は、サンボドロモでのパレード。
全長約700メートルの会場で、
ブラジル中のサンバチームの頂点を決定する。
その優勝賞金、なんと約5億円だとか。
身体だけでなく、心まで踊ってしまうお祭りだ。

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