渋谷三紀 18年8月11日放送

180811-03

山について「奥穂高岳」

「無垢の爾を、自分は絶愛する」
と山に叫んだのは、
1904年に槍ヶ岳から穂高岳を初縦走した鵜殿正雄。
日本で3番目に高い山「奥穂高岳」の名付け親である。

彼の紀行文を読むと、
奥穂山頂からの下降地点にある通称「間違い尾根」に、
当時の案内人たちも誤って踏み込んだとある。
まさに時代をこえた「間違い尾根」だ。

未知の岩稜をたどり、難所を乗り越え、
必死の思いでたどり着いた大景観。
鵜殿が震えた無垢な感動を、
私たちはもう味わうことができない。

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